Neuro Physio Tokyo

2026/10/24 16:12

  • コラム

【最新論文】脳卒中後の「体力低下」は改善する?自宅リハビリでの効果的なアプローチ

【1. 今回の最新論文が示す結論(希望となるポイント)】

英国の最新ガイドラインにおいて、脳卒中後のリハビリでは、心臓や血管への負担に配慮しながらも「少し息が上がる程度の高い強度の練習」を反復すること、そして退院後も長期間にわたってサポートを継続することが強く推奨されました。

【2. なぜこのアプローチが重要なのか?(医学的根拠のやさしい解説)】

生活期(退院後)においても、運動機能や体力を維持・向上させるためには、筋肉や心肺機能に適切な負荷をかけることが不可欠です。低すぎる負荷では十分な効果が得られにくいため、安全な範囲で「少し頑張る」強度の運動を継続することが、身体的な回復だけでなく、気持ちの落ち込みを防ぐ上でも重要だと考えられています。

【3. ご自宅での訪問リハビリ・自主トレーニングでの活かし方】

ご自宅での生活に慣れてくると、どうしても運動量が減りがちです。訪問リハビリでは、血圧や脈拍などの体調をしっかり確認した上で、連続した立ち上がりや段差昇降など、少し息が弾む程度の運動を安全な環境でご提案します。ご家族にも運動の目的をお伝えし、無理なく長く続けられる習慣づくりを専門家が丁寧にサポートいたします。

【4. 論文データ(出典)】

脳卒中リハビリテーション:NICEガイドラインのアップデート (Stroke rehabilitation: NICE guideline update) - Aaron Jesuthasan, et al. (Pract Neurol, 2026) / Impact Factor: 3.5 / URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10000005/

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【監修・執筆】

山形 哲行【博士(医学) / 脳卒中 認定理学療法士】

順天堂大学大学院にて博士(医学)を取得。日本理学療法ガイドライン・システマティックレビュー班員など、理学療法のガイドライン作成にも携わる。現在、自費訪問リハビリテーション(Neuro Physio Tokyo)を通じて、最新の知見に基づいた質の高いリハビリを臨床現場で提供しています。

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